湊かなえの本を読んでいて出逢った『物語のおわり』
『Nのために』というドラマをきっかけに、湊かなえさんの本を読むようになりました。
もともと読書しない私でも読みやすい!と何冊も読んで、ザっと12冊目くらいでしょうか?
出逢ってしまいました。『物語のおわり』に。
読むだけでは飽き足らない、実際に感じてみたいと思えるほどの本に。
北海道という大舞台で、バトンタッチして繋げていくストーリー
内容は、過去のお話と現在進行形のお話が進む2つのストリートがあります。
これが交わった時のスッキリ爽快感といったら!
たぶんこれ、だいぶヒントになっちゃうので黙ります。
とにかく、「夢」をあきらめた、あきらめなきゃいけなかった人たちが印象的。
そしてそんなお話を北海道という大舞台で、うまい具合にバトンタッチして繋げていくストーリー展開。
魅力たっぷりの北海道をあますとこなくご紹介
湊かなえさんの作品ですから、ミステリーは常にどこかにあります。
それでもなんでしょう、珍しくほっこりするような雰囲気があります。
ほっこりミステリー。それは北海道の大自然を想像させる書き方をされているからでしょうか。
私は読んでいて、一度も行ったことない北海道を想像しました。はっきりと。
そして、本当の景色ってどんなんだろう?実際に行ったら私もそんな気持ちになれるかな?とワクワクしたんです。
- フェリー
- 美瑛・拓真館
- 摩周湖や洞爺湖
- 札幌
- 知床
どの地域、どの場面でも、イキイキとした北海道がそこにありました。
読み進めるうちにワクワクがドキドキに変わっていく。
その相乗効果もあり、北海道というものに魅了されてしまいます。
実際に行きたくなってしまう。
そして私の場合は実際に行っちゃいましたけどね。あはは。

ちなみに、その後に買った北海道のガイドブックがこれ。
&TRAVEL 北海道2019
『物語の終わり』が紹介されてて、妙に納得しちゃいました!
絶対おすすめ。